荒木 健太郎院長
Kentaro Araki
東京ひざ関節症クリニック 銀座院
プロフィール
PROFILE
ひざ痛の治療は数多く存在しますが、私たちがご提供する再生医療は、その中でも低侵襲でお身体への負担が軽く、痛みの原因の根治を目指すこともできる新しい分野です。お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
- 手術件数10,000例以上
- 基幹病院と地域医療の双方に従事
- クリニックでの院長経験
三重大学医学部を卒業した後、同大学病院、および三重県内の複数の整形外科で、約20年にわたって臨床に従事。基幹病院と地域医療の双方に携わった経験から、初期、急性期、さらにその後の慢性期の関節治療まで、幅広い見識を持つ。
ひざ関節症クリニックへの参加の決め手は、膝関節に特化した再生医療を提供していること。膝関節内は血流が乏しく、組織の自然治癒は難しいと考えられてきたが、再生医療的なアプローチならそれが可能なのでは? そんな科学者としての好奇心と、もっと患者さんの役に立ちたいという臨床家としての情熱が後押しとなり、症例数が豊富な当グループへの参加を決意した。
経 歴
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- 2001年
- 三重大学医学部卒業/同医学部整形外科入局
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- 2001年
- 三重県立草の実リハビリテーションセンター(研修医)
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- 2001年
- 三重県立総合医療センター(研修医)
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- 2003年
- 三重大学医学部整形外科
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- 2004年
- 市立伊勢総合病院 整形外科
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- 2008年
- 松阪市民病院 整形外科
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- 2009年
- 堀江クリニック
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- 2011年
- あらおと整形クリニック 院長
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- 2020年
- 東京ひざ関節症クリニック銀座院 院長
資格・免許
- 医学博士
- 日本整形外科学会認定 リウマチ医
- 日本整形外科学会認定 運動器リハビリテーション医
- 日本整形外科学会認定 スポーツ医
- 日本医師会認定 健康スポーツ医
- 義肢装具等適合判定医
- 身体障害者福祉法指定医
- 肥満予防健康管理士
所属学会
論文・学会発表
学術論文
年 代 | 雑誌名 | 題 名 |
---|---|---|
2009年 | Journal of Clinical Rheumatology | Devastating ochronotic arthropathy with successful bilateral hip and knee arthroplasties. |
2009年 | Oncology | Decorin suppresses bone metastasis in a breast cancer cell line. |
2008年 | Oncology Reports | Decorin suppresses lung metastases of murine osteosarcoma. |
2008年 | Journal of Spinal Disorders & Techniques | Pisa Syndrome. |
学会発表
年 代 | 学会名 | 題 名 |
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2008年 | 第54回米国整形外科学会 | Decorin suppresses the bone metastasis in breast cancer cell line |
インタビュー
INTERVIEW
荒木院長が考えていること、診療や患者さまへの想いをお伝えします。
再生医療の道を選んだ理由
科学者としての好奇心と臨床家としての情熱
私が関節領域の再生医療で最も興味を持ったのは、関節内部の治療に再生医療を行なっている点でした。関節の中は血が通わないので、通常は組織の再生は行われません。そこに成長因子や幹細胞といったいわゆる「再生医療物質」を加えることで、損傷の治癒を促すという点が画期的だと感じました。こうした最先端の医療に触れてみたいという思いが大きかったです。
なぜ活寿会(「ひざ関節症クリニック」グループ)を選んだかですが、その決め手は症例数の多さです。再生医療の実績が豊富な分、この分野に関するノウハウの蓄積も豊富で、ひざ痛に悩む多くの患者様に適切に対処できると考えました。また、こうした環境に身を置くことで、私自身、医療者としての見識を深めることもできるのではないかと期待しています。
保険診療と自由診療の違い
医療者、患者様双方のモチベーションの高さ
治療に対するモチベーションが、医療者も患者様も非常に高いと感じています。
医師になって約20年間、保険診療の整形外科医療に従事してきましたが、この活寿会にお世話になるようになって、初めて自由診療をに携わるようになりました。そこで痛感した自由診療の良い点は、患者様の夢や希望に寄り添った提案を思い切ってできるということです。
保険診療ですと、制度上、してあげたくてもしてあげられない治療があり、そうした点にもどかしさを感じていました。一方、自由診療では自分が信じる最善の方法をご提案できます。自分が信じて提案した方法なので、今まで以上に責任感を持って、患者様と同じ目線で治療のゴールを目指せるようになりました。
日々の診療で気をつけていること
サービスをよりよくする努力を惜しまない
診療は基本的にチームで臨みます。患者様の利益を最大化するには、医師、ナース、コンシェルジュ、理学療法士(リハビリ担当)が一丸となって同じ目標に向かうことが不可欠だと考えているからです。その中で気をつけていることは、決して慢心しないこと。よりよくする努力を怠らないことです。自分たちが良かれと思ってして差し上げたことが、実は患者様の不安につながっていたということは十分にあり得ます。ある一つの成功事例がすべての患者様に通用するとは限りません。患者様との一期一会の出会いを大切に、その方にとってベストな選択は何かということを常に深く考えながら、日々の診療に当たっていきたいと考えています。